質問 示談交渉の「やり方」を教えてください。


・ 示談交渉のやり方 


示談交渉のやり方と言っても、一般の方はどうやっていいのか、わからないことが多いかと思います。

示談交渉というのは、人生の中でそんなに行う機会が多くはないですよね。

「どのように交渉すべきか」がわからないことは、よくあります。

・ 保険会社から書類が来る 


示談交渉というのは、基本的に全ての損害が出揃ってから行います。

事故によって怪我をして病院に通院すれば、通院が終わった時点で通院日数が確定します。

もしも後遺障害の認定が必要であれば、それも行います。

この事故によってどういう損害が発生したか。6ヶ月通院したという通院実績や後遺障害14級になったというような後遺障害の結果、それらが全て確定してからの話です。

治療している途中では、示談交渉はできません。病院に通院しながら「示談交渉どうしよう…」と悩む必要はないのです。

治療している段階では示談交渉をやろうと思ってもできませんから、そんなことを気にする必要はありません。

無事に治療が終わってから気にすれば良いのです。 示談交渉は多くの場合、保険会社から書類が届いた時点から始まります。

・ 損害明細 


どのような書類が届くか。保険会社によってタイトルはさまざまですが、「損害の明細」というタイトルであったり、例えば、損保ジャパンでは「損害賠償金 提示のご案内」というタイトルの文章だったりします。

・ どう回答するのか? 

保険会社から送られてくる書類は「事故によって被害者の方にどういう損害が発生したか」ということについての、保険会社からの提案と考えてください。

ただし、これはあくまで提案ですから送られてきた書類を見て、これが唯一の正解と考える必要はありません。

交渉というのはお互い意見を交換し合ってやるものです。 届いた書類は、保険会社の最初の提案というだけのことですから、これに対してイエスと言ってもノーと言っても良いのです。

ただ、中身も見ずにサインして判子を押すことは避けましょう。

損害の明細というのは100万なり200万なり、ある程度まとまったお金に関するものです。

もし損害の明細や示談の提案を見て、その内容でいいのかよくわからなければ、周囲の人、あるいは弁護士に聞いた方が良いと思います。 では、保険会社が出してきた損害の明細に対して、どう回答するのか?

・ 示談書が来たら、弁護士に見てもらうこと 


保険会社の示談書が来たら、弁護士に見てもらうというのが一番良いと思います。

交通事故によって入院や通院をするような大きな怪我をしたならば、それは立派な法律問題です。

病気になったら病院で医者に診てもらうように、弁護士に見てもらうことが大事です。

 ・ 上がるか?


弁護士に保険会社の提案を見てもらって、示談の提案よりも上がるか聞いてみてください。

多くの場合には上がる余地があります。

全く上がらないというケースは少なく、過去に1回あったかなかったかというレベルです。

その1回というのは通院回数がとても多かった方のケースです。

保険会社が出してくる慰謝料は自賠責の基準を使っていることが多く、自賠責の場合には通院回数が多いと金額が上がります。

その方はほぼ毎日通院されていたため、自賠責の慰謝料金額もかなりのものでした。

そこで、これ以上はそれほどの金額アップは見込めないとお答えしました。

それ以外のおよそ99パーセントのケースは、示談の提案よりも上がっています。

弁護士費用特約があれば、有利

弁護士に相談する際、「弁護士費用特約」があれば有利です。

保険に入っていて、その事故について弁護士費用特約を使えるのであれば、ご自身からの出費がないため、さらに有利だと言えます。

最初の示談は拒否する

交渉のやり方についてですが、具体的に「どのように言ったらいいか」というような細かいことではなく、結局は戦略論です。

その事態に対してどのように対応するか。

まず、「最初の示談は拒否する」。検討するならば2回目の提案からです。

2回目3回目はまじめに見てもよいですが、最初の提案では大体が正しいと思える金額は出てこないため、戦略論としては最初の示談はまず拒否することです。


・ 「納得がいかない」 

拒否した場合に「なぜ拒否なのですか?」と聞かれたら、「この金額では納得がいかない」と言います。

ここで法律論に入っても仕方がありません。

慰謝料が低いと思うと言ってもなぜ低いのかと聞かれると、一般の方は慰謝料の金額の明確な基準について専門的な知見があるわけではないので、困ってしまうと思います。

もちろん調べれば分かりますが、そもそも慰謝料の基準なんて一般社会において考える必要もなく、なくたって普通に生活できますから。

ですから、保険会社の人間と理屈や理論で対抗するというのは得策ではありません。

費用対効果的もあまり良くないです。

示談を拒否する理由としては「納得がいかない」「納得がいかないからこの金額ではいけない」「この金額が正しい理由がわからない」など、どのように言ってもいいので、とにかく最初の提案にノーと言うことが大事です。





半年くらい ねばる 

多くの場合、3ヶ月間くらい拒否しつづければ、ある程の金額にはなってきます。

半年ねばれば、相当の金額になるかと思います。



ご視聴ありがとうございます。

示談交渉では、細かい理屈ではなく、とにかく示談の提案に対してノーということ。

ノーと言って2回3回出し直させることが大事です。

3回目くらいになると、ある程度の金額になってくるはずなので、その時点で示談にするのが良いでしょう。

半年くらいねばるというのは、被害者にとっても多少つらいかもしれません。

けれども、 半年間示談が決まらないというのは、実は保険会社の担当者の方が困るということもあります。

彼らは一定期間以内に成績で管理されているため、半年間も示談がまとまらないという状況があれば、上司から詰められてしまいます。

被害者の方は半年間示談しなくても困ることはありませんので、そういう意味では「堂々とねばる」ということが大切です。

被害者側からすると、慌てて今すぐ示談する必要はないですからね。




 

 


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