慰謝料とは、そもそも、どういう意味でしょうか。


慰謝料の意味とは?


今回は慰謝料について「慰謝料ってそもそもどういう意味ですか?」という質問をいただきましたので、解説したいと思います。


慰謝料って確かに分かるような、分からないような、やたら難しい感じがしますよね。


慰謝料の慰謝って何かと言うと、基本的には慰めるという意味になります。


法律的には精神的な苦痛が発生しました。精神的な苦痛という損害をお金で評価したらいくらになりますか?というのが慰謝料です。


例えば私が怪我をしました。怪我をした損害を払ってください。

賠償してくださいという風に言う訳ですが、怪我をしたという苦痛と精神的な苦痛。
「それに対していくらなんですか?」って言うのが慰謝料。

慰謝料が100万円と言われたら、それが精神的な苦痛に対するお金の評価ということになります。

慰謝料というと必ず何らかの損害に対する精神的な苦痛です。ちなみに死亡慰謝料と言うのは、自分が死亡したことに対する慰謝料。

もちろん死亡した場合には、いくらお金を貰っても慰めになりませんが、死亡というのは精神的に当然つらいです。
死亡という精神的な苦痛に対する金銭的な評価が死亡慰謝料だと考えてください。

傷害慰謝料というものもあります。

傷害というのは怪我をしたことによる慰謝料です。怪我をすれば当然痛いですよね?

痛みが精神的な苦痛になるため、その痛みを精神的な苦痛に対して、お金で評価したらいくらになりますか?というのが傷害慰謝料です。


ケガをしたことについての慰謝料は正式には「傷害慰謝料」です。


傷害慰謝料は入通院慰謝料と言ったりもしますが表現が違うだけなので、別にどちらの表現を使ってもいいと思います。

ただし傷害慰謝料というのが正式な表現になります。

というのも「傷害慰謝料がいくらなんですか?」と計測する時に、傷害の程度を計測する手段として、「何ヶ月通院しましたか?」という計測方法をします。

つまり1ヶ月だったら20万から30万という計測方法をします。

入院や通院の期間によって計測するので、入通院慰謝料あるいは通院慰謝料と言ったりすることもあります。

ただし入院をしたこと自体が精神的な苦痛ではありません。あくまで入院とか通院というのは怪我を治すための手段だからです。

したがって、本来精神的な苦痛というのはケガをしたことが精神的な苦痛になるため、傷害慰謝料という言葉を使う方が正確です。

それでも、保険会社の交通事故担当の人でも、入通院治療と言っていることも多いですね。それも間違いとは言えませんが、少し不正確かなと思います。

また後遺傷害慰謝料という言葉は似てますが、確かに近い関係にはある訳ですが、一応傷害慰謝料と後遺傷害慰謝料は別物です。

傷害慰謝料というのはあくまで怪我してから治すまでの期間に対するものが傷害慰謝料です。

それに対して後遺傷害慰謝料というのは怪我を一通り治したけれど、治りきらないものが残った。一応お医者さんが治療としては終了ですと言われたにも関わらず、痛みが残ってしまいましたという場合。これは後遺傷害慰謝料と言います。

後遺傷害というものが残ったということについての精神的な苦痛、これが後遺傷害慰謝料です。

そのため傷害慰謝料と後遺傷害慰謝料は別物なのです。
後遺傷害慰謝料の場合、ごまかす保険会社もあるため、ちゃんと後遺傷害がある場合には、後遺傷害慰謝料という名前が示談書に出ているか?
これをチェックした方が良いです。


いわゆる「離婚の慰謝料」も、理屈は同じです。


ところで慰謝料といえばよく例に出るのは、離婚の慰謝料ですね。

離婚の慰謝料というのは正確にいえば離婚したことによる慰謝料ではなく、不貞行為についての慰謝料です。

不貞行為というのは男性で言えば浮気、女性の場合は不倫が多いです。

男性と女性で表現を変えるのは、本来良くないと思います。

法律的にはどちらも不貞行為と言って、要するに自分が結婚している奥さん以外の方と精神的な関係をもつことを不貞行為と言います。

したがって離婚の慰謝料というのは正確には不貞行為に対する慰謝料ということになります。

そんな訳で「そもそも慰謝料ってどういうことですか?」っていう意味や種類について解説させていただきました。

どうも皆さん今回もご覧いただきありがとうございます。




 

 


お電話をする前に必ずこちらをクリックしてください

お電話をする前に必ずこちらをクリックしてください

交通事故サイトからのご相談
お名前  *
 例)山田太郎
お電話  *
 *半角英数
メールアドレス  *
 *半角英数
弁護士費用特約が使えますか?
ご相談内容  *