質問07
保険会社の提示内容を受け入れられない場合について
回答07
高松での交通事故の被害者は,事故を原因とする損害について,加害者の加入する保険会社に請求することになります。
そして,高松では,比較的多くのケースで,保険会社の提示する慰謝料・逸失利益などについての損害額に納得できず争いが生じます。
また,交通事故の裁判となった場合,保険会社の提示する金額よりも多額の賠償請求が認められることも多いことから,「裁判をしてでも…」という気分になります。
しかし,高松では,交通事故全体の損害額が大きくなかったり,被害者側の過失が大きい場合など,安易に裁判を手段としない方が良いケースもあります。
保険会社も好んで裁判まで発展させようとは考えていませんので,交渉の仕方により,提示額が増額されることは十分に考えられます。
さらに,自賠責保険・共済紛争処理機構などの紛争処理機関を利用することもできますので,裁判以外の手段についても利用できるものは利用するようにした方が良いと思われます。
また,高松では,加害者の加入する保険会社との交渉が難しいと感じた場合は,弁護士に依頼し,本人に代わって交渉してもらうこともできます。
高松での弁護士による交渉の場合,保険会社よりも高額な裁判基準を前提とした交渉が行われますので,より良い内容での示談が成立することもあります。