家族が救急車で運ばれた方へ
交通事故は,突然に発生して,家族全員をパニックにさせます。
混乱してしまうのは当然です。
ただ,ご安心してください。 救急車で運ばれたのは,あなたの家族が初めてではありません。
交通事故の事件においては,よくある出来事のひとつです。
弁護士が,家族が救急車で運ばれた場合の対応方法を順番に説明します。
1 まずは病院に行くこと
交通事故で家族が救急車で運ばれたのであれば,まずは,病院に駆けつけることです。
保険金のことよりも,家族の身体の安全を確認することです。
保険金の話は,いつでもできます。
家族の安全の確認は,今しかできません。
どちらが大事かは,すぐにわかることです。
まずは,家族の身体の安全を確認しましょう。
病院に駆けつけて,医師に,ケガの状況と,今後の見とおしの説明を受けましょう。
正しい情報をもらわないと,頭のなかで妄想だけがふくらんでしまいます。
医師に正しい情報を教えてもらってください。
2 次に,弁護士に電話する
医師に,家族のケガの状況や今後の治療の見とおしについて,正しい情報を得られれば,少し安心することと思います。
そのころには,加害者側の保険会社と,最初の接触をしているかもしれません。
ここで,なにも知識がない状態で,保険会社の担当者(アジャスター,といいます)と交渉をすることは禁物です。
できれば,この段階で,弁護士に,一度,ご相談することをおすすめします。
弁護士の電話番号は,0120-643-663 です。
3 弁護士の事務所で法律相談する
ご家族のケガの状態が確認できて,多少,時間が空くようになったら,弁護士の事務所で,法律相談の予約をとってください。
交通事故の被害者の方が,みんな共通して悩むのが
「なにをどうしたらいいのか,全然わからない」
ということです。
交通事故は,突然発生するものであり,事前に勉強しているという人は少ないと思います。
弁護士に,ぜひ,
「交通事故というのは,このあと,どうなっていくのでしょうか」
と,質問してください。
弁護士は,交通事故の全体像を教えて,今,自分がどの段階にいるのか,ということを教えます。
なにもわからないから,不安で心配なのです。
正しい知識がわかれば,必要のない不安や心配は,消えてしまうものです。
4 安心して,家族の看護に集中する
心配がなくなれば,大事な家族の看護に集中することができます。
いま,自分がするべきことがなんなのかを正しく知りましょう。
いま,するべきことは,家族の安全を見守ることです。
お金のことは,あとで弁護士に相談すればいいことなのです。
看護をしながら考えることではありません。
弁護士は,いつでも,また相談を受け付けてくれます。