
【どのようなひとが対象になりますか】
交通事故事件の場合には、被害者本人とか、被害者の身内の方から話をお伺いすることが可能です。
治療自体は終了して保険会社の方と示談交渉を行なっている、そして保険会社の方から一応提案はされたのだけれども、その提案が正しい提案なのかどうか、金額面での問題が発生している、という方には、非常に適合しているケースだと思います。
【自分の親や兄弟、夫や妻の件を相談してもいいですか】
交通事故事件の場合には、本人だけではなくて、本人の親御さんや、あるいは本人の配偶者、夫とか妻からの相談も多いです。と申しますのは、例えば被害者本人は今入院しているとか、あるいは通院していて相談をする余裕がないということが多いです。
そういう場合には身内の方からの相談ということが多いです。私の方も最終的には本人に同意して頂かないと仕事できませんけれども、途中までは本人の身内の方と話をしながらある程度その中身を詰めていくことを行なっていきます。
【弁護士に交通事故事件をお願いすると、どうなるわけですか】
まず弁護士の方が保険会社に対して、受任の通知というものを送ります。
そして交渉が開始します。まずは保険会社から出されている損害の明細と言いますが、要するに保険会社から見て金額的に見たら「これぐらいの金額です」というものを出してきます。
それに対して、弁護士の方で過去の裁判例を比較しながら、その金額が妥当なのか、それとも妥当でないのか、ということを検討します。
その上で弁護士の方から、弁護士が妥当と考える金額を向こうに出して請求します。
それに対してまた保険会社の方からまた返答が出されまして、それに対して更にこちらの方で検討して、徐々に保険会社とこちらの方の主張の間を擦り寄せていく、という作業を行なっていきます。
そして最終的に双方が納得できるような状態になってきた場合には、そこで和解を行ないます。
和解とも言いますし、示談とも言います。最終的に示談が成立しましたら、保険会社からお金を受け取るということになります。