むち打ち症

高松在住のIさんは車を運転中の追突事故により、むち打ち症を発症しました。このように追突事故ではよくむち打ち症が発症すると聞きますが、そもそもなぜこのような事故でむち打ち症が発症するのでしょうか。

 

-----車に乗っているときに、後ろから追突されると、急に前方に加速がつきます。すると、頭は慣性により後ろに残ろうとするので、首がむちのように後方にしなり、その後反動で前方に曲がった結果、首(頚椎)や首の神経を損傷します。このような事故により、むち打ち症になります。


(1)むち打ち症の特徴
むち打ち症が、通常の後遺障害と異なる特徴は、被害者の訴える症状が様々という点です。部位・症状ともに、個々人で多種多様です。


これまで、むち打ち症については、医学者の間で何かしらの相関関係を見出そうと、詳細な研究がなされてきたものの、未だ相関関係は明らかになっていません。


このことからも、むち打ち症は客観的な基準では認定されず、あくまでも被害者の主張によって認定されることが多いのが現状です。


もっとも、高松の事故後から継続して精神神経症状を訴える者のうち、他覚所見のない場合には14級(後遺障害は等級という形で格付けされています)、他覚所見のある場合は12級が認定されます。


(2)むち打ち症の損害賠償額算定
高松の交通事故によるむち打ち症の損害賠償額が算定される場面では、他の後遺症と大きく異なる点が2つあります。

 

①労働能力喪失率(むち打ち症を発症する以前と発症した現在を比較したときに、労働能力を何%喪失したのか)と②労働能力喪失期間についてです。


まず①労働能力喪失率については、他の後遺症と比較しても、喪失率が低く見積もられる傾向にあります。


また②労働能力喪失期間について、他の後遺症は稼働可能年齢(働き続けることができる年齢=67歳)まで認められるのが通常であります。それに対し、むち打ち症の場合は、②労働能力喪失期間を限定することが一般的です。


なぜなら、むち打ち症被害者の場合は、示談交渉が円滑に進まないことにより精神的ストレスを感じ、身体に変調を来しており、示談が成立すれば快復するといったケースも散見されるからです。

 

そこで、最初から稼働可能年齢まで、とするのではなく、労働能力喪失期間を限定するのです。

 


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