交通事故を減らす信号機

現在、全国的に整備が進められている歩車分裂式信号機。

 

警視庁が平成14年1月から半年間に亘り、全国で100か所の交差点で試験的に導入した結果、交通事故の発生件数が4割減少しました。

 

そのうち人対車両の事故は約7割も減少という驚くべき結果も出ています。 高松でも2か所に設置され、その結果は重要なモデルケースとなりました。

 

歩車分裂式信号機にはいくつかの種類があります。

 

一般的なのは、すべての方向の車両信号機を赤にし、反対にすべての方向の歩行者信号機を青にする歩行者専用現示方式。 歩行者は斜め横断できません。

 

歩行者専用現示方式で斜め横断が可能なのが、スクランブル方式です。

 

他に歩行者などが横断する際、同じ進行方向の車両に右左折をさせないセパレート式や、 右折のみをさせない右折車両分離方式があります。

 

また、備え付けのボタンを押したときのみ、すべての歩行者信号が青になる押しボタン式というのもあります。

 

様々な信号の方式が考えられていますが、すべて事故を防ぐための方法です。 特にどの方式でも、できるだけ歩行者と車を交わらないようにとの配慮がされています。

 

それだけ、人対車両の事故が高松に限らず、全国でも多発しているのです。

 

ですが、交通渋滞の懸念などから思うように導入が進んでおらず、全国の信号機の約2割程度でしかありません。

 

それぞれの交差点の特徴と信号機の特徴をよく吟味して、状況に合った方式の導入が期待 されます。

 

歩行者の責任

高松の交通事故に限らず、全国的に人対車両の交通事故では、圧倒的に人の死亡率の方が高いことは事実です。

 

にも関わらず、交通ルールを守らない歩行者の数が多いのもまた事実です。 歩行者信号が青になる前に歩きだす人もたくさんいますが、これは交通違反です 。

 

信号機がなく、横断歩道がある場所での事故は、全面的に車側の責任となります。 法律上でも、歩行者と車の過失割合は0対10です。

 

また、青信号で横断歩道を渡っている歩行者に接触した場合も同じです。 このどちらも、車側が安全確認を怠ったために起こる事故だからです。

 

ただし、歩行者が横断歩道を渡らず、その直近を渡っていた場合は歩行者1車9となります。 他にも、歩行者側にも責任があると判断される場合もあります。

 

例えば歩行者側、車側ともに信号が赤だった場合、歩行者3車7と歩行者の責任も問われます。

 

歩行者側の信号が赤、車側の信号が黄色だった場合の過失割合は5対5となり、先ほどよりも歩行者側の責任割合が増します。

 

どちらも同じだけの責任があると判断されていますね。 そして、車側よりも歩行者側の方に責任があったと判断される場合もあります。

 

それは、歩行者側の信号が赤で車側の信号が青だった場合です。 この場合の過失割合は、歩行者7に対し車は3となります。

 

これは横断歩道上だけでなく、横断歩道の直近を渡っていても同じ割合です。 弱者とはいえ、歩行者の信号無視によって起こった事故なので当然の割合といえます。

 

これはあくまで数字上の割合です。

 

どちらにどれだけの責任があるかという問題ではなく、歩行者側も弱者であることに甘えず、ルールを守ることが大切なのです。

 

それが、高松の交通事故の減少に繋がります。

 


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