中高生が自転車で高松の交通事故を起こしたら?

自動車の運転は、免許制度のために成人が殆どであるのに対して、自転車は子供から高齢者まで、免許に関係なく乗れることが影で大きな社会問題となっています。

 

たとえ加害者が未成年であっても、あきらかに過失があるならば損害賠償の責任は免れません。

 

未成年が引き起こした死亡事故や重篤な後遺障害をもたらした例は少なくはなく、その賠償金は自動車の交通事故と殆ど変わりがないので、相手死亡であれば数千万円の賠償金額を支払わなければなりませんし、相手が後遺障害を負った場合には、場合によっては死亡時より多い賠償金額を支払わなければならなくなります。 

 

過去の判例でも、中学・高校生が加害者であっても、一般的な自動車での交通事故とほぼ同額の賠償金額が言い渡されています。

 

「中学・高校生が自転車事故の加害者になった場合に責任能力を認めるのか?」という点を気にする方もいることでしょう。

 

他の刑事事件などであっても未成年者、特に少年についてその責任能力を認めるか否かは大いに議論されるところです。 

 

過去の判例では、「当然に中学・高校生にも責任能力はある」として、賠償金の支払いを命じています。

 

現実には、その子たちに支払い能力があるはずはなく、彼らが就職して収入を得るようになってから支払いをするということになります。 

 

もっとも、民法第714条で「責任弁識能力のない者の責任は、監督義務者がその責任を負う」としているため、被害者側は、加害者の親などに対し、子どもに代わって損害賠償支払いをするよう請求ができるのです。

 

自転車での交通事故にも過失相殺があるのか

過失相殺は、当然自転車事故でもあることです。

 

ただ、交通事故当事者の片方又は双方が自転車である場合、自動車の交通事故とは少し考え方に違いがでます。 

 

というのは、自転車には運転免許制度がないので、すべての運転者に対して一定の安全運転能力を期待できないという面があり、その辺りを考慮に入れる必要があるからです。 

 

自動車運転者と全く同一に考えることは難しいということです。 

 

では、まず「自転車対自動車」の交通事故についてみてみましょう。 

 

自転車対自動車の交通事故では、弱者として自転車が保護される立場にあります。 

 

そのため、過失割合は自動車同士の交通事故に比べ、自転車の過失を2割程度軽減するというのが一般的です。 

 

次に「自転車対自転車」の交通事故の場合です。 

 

これは相手も対等であることから、自動車同士の交通事故と原則的には同じになります。 

 

最後に「自転車対歩行者」の場合の交通事故はどうでしょう? 

 

自転車対歩行者では、当然歩行者が弱者として扱われます。何より、自転車は道路交通法上「車両」扱いです。 

 

車両であれば、普通は車道を走るものですが、一部の歩道では自転車の走行を認めているところもあります。 

 

その場合であっても、自転車は弱者である歩行者の安全を最優先に走行しなければならず、万一事故があっても、歩行者は特別な事由がない限り原則過失はなく、自転車側に全面的な過失があることになるので注意が必要です。

 

自転車での交通事故についてもっと詳しく知りたい、という場合には、ぜひ一度高松の弁護士に相談してみてください。

 


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