初心者でもよくわかる 自賠責の「支払請求書」の書き方


自賠責に請求するときの「支払い請求書の書き方」をご説明します。

東京海上の自賠責支払い請求書の書き方を前提に説明していきます。

東京海上以外の保険会社の場合も、書き方は、ほとんど同じです。

「請求者」の欄


「請求者」の欄に、誰の名前を書くのかという問題があります。

交通事故の被害者が自分の場合には、自分の住所氏名を書くことになります。

自分の子どもが交通事故の被害者である場合
自分の子どもが交通事故の被害に遭ったという場合に、親が請求するということもできます。
その場合には、「請求者」は、親である自分の名前を書くことになります。
その場合には、「請求者」の欄の「被害者との関係」の欄の「親族」という文字を丸で囲んで、その横の(続柄 )の部分に「父」または「母」と書いてください。

自分の親が交通事故の被害者である場合
自分の親が交通事故の被害に遭ったという場合に、被害者のお子さんが代わりに請求することもできます。
その場合には、「請求者」は、被害者の子ども自分の名前を書くことになります。
その場合には、「請求者」の欄の「被害者との関係」の欄の「親族」という文字を丸で囲んで、その横の(続柄 )の部分に「息子」または「娘」と書いてください。

「現住所」の欄
「請求者」の住所を書いてください。

もし、引っ越しが間近であって、自賠責からの通知を受け取るのが引っ越し後になる場合には、引っ越し後の住所を書けばOKです。

「氏名」の欄
自分の今現在の名前とフリガナを書いてください。

「連絡先」の欄
自分が連絡のとれる電話番号を書くのがよいと思います。
たとえば、一人暮らしであって、日中には、自宅の固定電話を誰も取ることができないということであれば、携帯電話の番号だけを書いてもよいと思います。

「印」について
【重要】自賠責請求書に使う「印」は、必ず実印(印鑑登録をしている印)を使ってください。

実印以外の印を使っても、手続きを開始させることができません。

なお、まだ印鑑登録をしていない、という方の場合には、印鑑登録をしてから、手続きをおこなう必要があります。

「自賠責保険証明書番号」の欄


多くの方が、自賠責保険証明書番号とは何ですか?と疑問に思うことが多いと思います。

この番号は、交通事故の加害者の自賠責保険の証明書に書いてある番号です。
となると、
「え?加害者に聞かないとわからないのですか?」
と思うかもしれませんが、そういうわけではありません。

まず、交通事故証明書を取得してください。

→交通事故証明書のとり方については、こちらを参考にしてください。

交通事故証明書の中に、「証明書番号」という数字があります。
英文字と数字で書かれています。
この「証明書番号」というのが、加害者の自賠責保険証書の番号ということになります。

この番号を書くだけで、日本中の全ての自動車の中から、唯一の加害者の自動車を特定したことになります。

なお、自動車と自動車の交通事故の場合、交通事故証明書には、加害者の「証明書番号」と被害者の「証明書番号」の両方が書かれていますが、加害者の「証明書番号」を「請求書」での「自賠責保険証明書番号」に書いてください。
なぜならば、通常、交通事故のときに使用するのは、加害者側の自賠責保険だからです。

「保険契約者」の欄
この欄は、自賠責保険を契約している人の名前を書く欄です。
ただし、この欄は、空欄でOKです。

加害者の車両について、自賠責保険を契約している人が誰か、ということは、被害者側には正確には分からなくて当然のことだからです。

空欄のままで提出しても、手続きはちゃんと進みます。

「自賠責保険証明書番号」さえ書いていれば、自賠責保険の側は、保険契約者が誰かということは簡単にわかります。

「加害運転者」の欄


「氏名」欄
交通事故の加害者の氏名を書く欄です。
この部分は、交通事故証明書に書いてある、加害者の住所と氏名を書けばOKです。

自動車2台で発生した事故の場合には、被害者である自分以外の人間が「加害者」ということになりますから、あまり迷うことはないかと思います。

ただ、たとえば、自動車が3台、4台、で発生した事故の場合には、自分以外には知らない人の名前ばかりなので、
「加害者は誰?」
という疑問が出てくることになります。

たとえば、3台玉突き事故とか、4台玉突き事故などのケースです。

そういう場合には、普通は交通事故証明書の「甲」の欄に書かれている人が「加害者」だと考えてOKだと思います。
通常は、警察では、加害者と考えた人を「甲」の欄に書くことになっています。

自賠責保険の請求をする場合には、一応、「甲」の欄に書かれている人を加害者ということで請求しておいて、差し支えはない、ということです。

「連絡先」「性別」「保有者との関係」の欄
加害者の「連絡先」「性別」「保有者との関係」については、書かなくてよいです。空白でOKです。

そもそも、加害者の連絡先については不明なことも多いですから、被害者にとってわからない場合には書かなくてよいのです。
被害者が、たまたま加害者の連絡先を知っている場合であっても、被害者の連絡先を書かなくても、自賠責の手続きは受けつけてもらえますので問題はありません。
加害者の性別くらいはわかるかもしれませんので、書いてもいいと思いますが、書かなくても自賠責の手続きは受け付けてもらえます。
したがって、書かなくてOKです。

保有者との関係、というのは、自動車を運転していた人自身が自動車の使用者または所有者だったのかどうか、ということですが、これも書かなくてOKです。

「請求額」の欄


請求額の欄は書かなくてよいです。空白でOKです。


「保有者(所有者・使用者)」の欄

全て、書かなくてよいです。
空白でOKです。

自動車を所有している人が誰なのか?という情報なのですが、この点は、普通は被害者にはわからない情報です。
交通事故証明書を読んでも書いていません。
交通事故証明書に書いているのは、あくまで自動車を「運転していた人」であって、所有している人ではありません。
ですので、被害者には、通常わからない情報ですから、書かなくてOKです。

「被害者」の欄


全部書いてください。
最初に書いた「請求者」の欄と似ています。
事故の被害者自身が自賠責請求をしている場合には、全く同じことを書くことになります。

ただ、たとえば、自賠責請求をしている方が、被害者の親だとか、あるいは、被害者の子である場合には、「請求者」と「被害者」は異なることになります。

被害者の親が請求している場合には、「請求者」の欄には、被害者の「親」の名前と住所を書くことになりますが、「被害者」の欄には、被害者自身の名前と住所を書くことになります。

「連絡先」
自賠責から日中に電話があった場合に、出ることができる電話番号を書いた方がよいです。
ですから、携帯電話の番号を書いておいた方がよいです。
被害者が未成年などの場合には、連絡先は書かなくてもよいと思います。そういう場合には、被害者に直接に連絡されても困りますので、「請求者」として名前が出ている、被害者の親の電話にかけてもらったらよいと思います。

「職業」
家事をしている主婦の方を「家事従事者」と言います。
自賠責請求のうえでは、「家事従事者」は、有利にあつかわれます。
女性で、同居の家族のために家事をしているのであれば「家事従事者」に丸をつけるとよいと思います。

「家事従事者」というのは、「主婦」よりも、より広い範囲を指します。

夫と同居している妻は「家事従事者」です。この点は「主婦」も同じですが。

夫と離婚して、子どもと同居している女性も「家事従事者」です。夫と離婚しているという点で主婦ではありませんが、子どものための家事をおこなっているので、「家事従事者」と認定されます。

自分の親と同居していて、親のために家事をしているという場合も「家事従事者」です。

自分の姉妹と同居していて、お互いに家事を分担しているという場合も「家事従事者」と考えてよいと思います。

ただ、女性の一人暮らしは「家事従事者」とはなりません。この点だけ注意が必要でしょう。

仕事をしながら家事をしている場合も兼業の「家事従事者」になります。その場合には、他の仕事(パートとかアルバイトとか)と「家事従事者」と、両方に丸をつけるとよいです。

「支払い先」の欄


「受取人」の欄
請求者と同じ人にしておくのがよいです。
「請求者に同じ」の点線部分に丸をつければ、それだけでOKです。

「口座」の欄
絶対に口座番号を間違えてはいけません

口座番号を間違えた場合には、訂正ができませんので、全部書き直しになります。

請求者、受取人と同じ名前の口座に振り込んでもらうようにするのがよいでしょう。

「摘要」の欄



「1 全額」に丸をつけるとよいでしょう。





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