【死亡事故を解決した具体的な事例を教えてください③】


これもある程度の年齢の方ですが、50代男性の事案でした。
これは争点が幾つかありました。
1つ目は、交通事故と死亡との因果関係が問題になりました。
高松で事故が発生してから本人は病院に入院されたのですが、入院先の病院で3か月後ぐらいに亡くなりました。
だから、交通事故からすぐに亡くなった訳ではなく、事故の後3か月間治療を受けていましたが、治療の甲斐がなく亡くなったというケースでした。
ですので、最初、加害者側の保険会社は、亡くなったのは事故のせいではなく、入院先の高松の病院での医療ミスであると主張されていた。
でも、保険会社の方も闇雲にそういう主張をしたのではなく、医療ミスかどうかは別として、確かに交通事故の後即死ではなく、入院の結果途中で快方に向かっていた時期はあったものの、病院で亡くなってしまったという事案でした。
そういう主張も分からなくもなかったですが、こちらの方でも、入院先の高松の病院で亡くなったというのはそもそも事故がなければ入院することもなかったと、入院することがなければ、その病院で治療を受ける必要性もなかったし、病院で亡くなることもなかった点について、事案に即して具体的な主張を行ないました。
結局、裁判所としては、因果関係を認める、要するに、高松での交通事故によって亡くなったと認定致しました。それがまず第一点。
それからもう1つ、逸失利益の問題がありました。
この方は50代でしたが、定年間近ということで、定年後の収入がどうなるのか、という問題点がありました。
よく定年後の収入として、定年までにもらっている収入より、定年で退職した後仮に再雇用になるとしても、給料の水準としてはどうしてもかなり低くなってしまうのではないか。
定年後の収入をどうカウントするのか。
50代の給料は非常に高い訳ですが、67歳まで50代の給料ですっといくのかというと、必ずしもそうでもないところもありまして、定年後の収入について保険会社とこちらで主張が食い違うというケースでした。

高松の保険会社とこちらの方で主張をある程度戦わせた結果、だいたい今の給料水準がそのまま続いた場合と、今の給料水準が退職時にガクッと下がってしまった場合の間ぐらいをとるような和解ということで、裁判所の方も双方の主張の真ん中ぐらいを取って、妥当な給与水準の金額を認定したというケースでした。

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